姿勢について
第3回 ツキイチコラム

光生病院リンパ浮腫治療センター 理学療法士 本多 文江

光生病院リンパ浮腫センターリンパ浮腫セラピストの本多です。去年は、リンパ浮腫治療に携わるセラピストも2名増員となり、リンパ浮腫センターも少しずつではありますが成長していっています。2014年を迎え、今年も新たな気持ちでリンパ浮腫の治療に携わっていきたいと思います。

今回のテーマは、姿勢です。特発性・続発性にかかわらず下肢のリンパ浮腫を発症すると、初期症状としてどちらか一方の足が浮腫むことが多く、徐々に片足が浮腫むことで重心の位置がどちらか一方に片寄ってしまいます。するとそれに伴って姿勢に歪みが生じ、歩き方も左右均等ではなくなります。これが長期間に渡ると腰痛や膝痛、頸部痛、肩こりなど様々な痛みを引き起こす原因にもつながります。また、歪んだ姿勢で長期間いるとその姿勢に慣れきってしまい、意外と自分の身体の歪みに気付けないものでもあります。

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