CENTER
透析センター 理念
「良い物をしっかり食べ、しっかり透析を」 「一人一人に応じた治療の選択」
透析センター 目標
- 患者様に対し、生体適合性の良いダイアライザーを使用する
- 検査データを医療スタッフが評価し、ICを大切にした処方透析を行う
- 透析液の適切な濃度管理と、より洗浄化されたエンドトキシンを含まない透析液を供給する
- 抗凝固剤の適正選択を行い、必要最低限の使用量で透析が行えるよう努める
- 十分な尿毒素を除去し、患者様の生活を中心とした透析の選択を行う
診療内容
設備概要
-
- 患者監視装置 全36台(血液透析濾過用装置 3台、個人用患者監視装置 1台)
- ベッド 30床(うち個室2部屋完備)
- その他(駐車場、個人ロッカー、透析食の有料提供)
治療内容
透析関連【血液透析】【血液吸着】
当院では、血液透析(HD)血液濾過透析(HDF)間歇補充型血液透析(I-HDF)を患者さまの状態にあった透析治療を選択し提供しています。
開始時間は、朝8時50分から随時行っております。
透析治療は週3回で月・水・金曜日 火・木・土曜日のどちらかのクールで行っています。
継続して透析治療ができるように、冠婚葬祭、旅行、出張など生活スタイルに合わせた変更を含め、可能な限り対応しております。
透析時間に関しては長時間透析の提供も行っています。6時間透析治療の実績があります。
また、特殊な治療として肝硬変患者さまの治療法の1つに腹水濾過濃縮再静注(CART)、潰瘍性大腸炎患者さまに対する治療法の1つG-CAPを行っています。
シャント関連【シャントエコー検査】【経皮的血管形成術(PTA)】【シャント手術】
シャントは「透析患者さまの命綱」と言えます。大切なシャントを長持ちさせるように
① ブラッドアクセスパスを用いたチェック(一回/月)
② 外科医によるエコー検査
③ 有意な搾取が認められた場合、造影、PTAを行っています
PTAでは、治療不可能な場合は、再造設手術を受けて頂く事も可能です。
診察時間
夜間透析
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午後 15:30~21:45 |
〇 | - | 〇 | - | 〇 | - | - |
トラベル透析
夜間は透析時間により開始時間は異なります
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
昼間 9:30~15:30 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - |
夜間 17:00~21:00 |
〇 | - | 〇 | - | 〇 | - | - |
CKD外来、PD外来、シャント担当医による外科外来
- CKD(慢性腎臓病)外来
- 火曜日13:00-16:00(再診のみ)、水曜日14:00-16:00(予約制)
- PD(腹膜透析)外来
- 水曜日15:30-16:00(予約制)
- シャント担当医による外科外来
- 月、木曜日13:00-16:00、金曜日9:00-12:00
当センターの特徴
夜間透析・トラベル透析
夜間透析について
「日中お仕事でどうしても透析治療が受けられない」など、患者様の生活リズムに合わせ、無理のない透析をお手伝いするために夜間(17:00~)の時間帯で透析治療を行っています。ただし、夜間透析を安全に行うためにご希望されても治療上困難な場合がございます。
トラベル透析とは
出張、帰省、旅行などで透析治療施設をお探しの患者さま、そういった単回透析でも随時お受けしております。 また、夜間透析以外をされている方でも、状況によっては夜間透析でもお受けしております。お悩みの方は、まずは当院透析室までお気軽にご相談ください。
福祉施設との連携
病院一体型福祉施設からはエレベーターで透析室に行く事が出来ます。 車イス、歩行 介助などの移動介助も行っており、自宅からの通院や通常の施設に支払われている「付き添い費用・送迎費用」は一切かかりません。 申し送り、連絡ノート等を活用し施設スタッフと連携を図っています。また、病院外の福祉施設とも連携を図っております。
- 特別養護老人ホームご入居希望
- ご連絡の上、施設相談員に直接ご相談ください。
086-222-5105 - ショートステイご入居希望
- 皆様の専属のケアマネージャーにご相談ください。
086-222-5105 - 小規模多機能型居宅介護ご入居希望
- ご連絡の上、施設相談員に直接ご相談ください。
086-222-5106 - サービス付き高齢者賃貸住宅ご入居希望
- ご連絡の上、施設相談員に直接ご相談ください。
086-222-5109
最新透析管理システム

シャント管理(OPE,PTA,エコー)
当院ではシャントトラブルに対しOPE(オペ)、PTA(経皮的血管形成術)、エコー(超音波検査)を実施しております。トラブル時にはエコーを実施し血流、狭窄を判断しPTA、OPEの必要性を検討します。
- シャントトラブル時には!?
-
- シャント肢の痛みはあるか
- 赤く腫れていないか
- 聴診器があればまずは音を確認
- シャントを触ってみて動きがあるか
- などを確認し、病院へ受診、連絡をお願いします。
透析液作製・供給フロー


充実した検査
採血
2週間に1度週初めの曜日に、血液検査を行いデータの確認を行っております。また、6ヶ月に1度透析効率、感染症、特殊な血液検査を行っております。
定期スクリーニング
1年に1回、患者さまのお誕生日月に行っています。
- 検査項目
-
- CT(胸・腹)
- 検便
- 骨密度測定
- 動脈硬化評価
- 心臓超音波
- 内視鏡検査(胃・大腸)