神経回復センター

パーキンソン病に対する手術方法と効果

刺激部位と治療効果の違い

電気刺激を行う部位に関して、STN-DBS(視床下核電気刺激)とGPi-DBS(淡蒼球内節電気刺激)との運動症状に対する効果の違いについては、最近の報告では有効性にはほとんど差は認められていません*7

STN-DBSでは薬物減量が可能であり、それに伴い薬剤誘発性ジスキネジアの改善が得られます。一方、GPi-DBSでは薬物減量はできませんが、薬剤誘発性ジスキネジアに対しては直接的な抑制効果がみられます。視床腹側中間核刺激(Vim-DBS)は、wearing-offに対する効果は期待できませんが、振戦に対して強力な抑制効果を有しており、これら効果の違いから個々の患者さんに合った標的選択を行っております。



*7   Deep-Brain Stimulation for Parkinson's Disease Study Group: Deep-brain stimulation of the subthalamic nucleus or the pars interna of the globus pallidus in Parkinson's disease. N Engl J Med 345: 956-63, 2001

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