今や世の中はIT化真っ盛り。

医療業界もデータから病気をより速く精密に分析できるようになり、
機械的な医療は目まぐるしく進歩しています。

しかし病院も社会も人々も効率性や利便性の追求ばかりで
何か心の豊かさが失われている気がします。

そこで、私は誰かの役に立つ医療人の存在として
他の人々とのつながりを求めて「魔法の手」について考えてみたいと思います。

こんな先進医療の時代の中で「手?」と古臭いと思われるかもしれませんが・・・。

こんな時代だからこそ、人間の手によって作り出される業(わざ)は美しく、

色々な思い、特に優しさを伝える一番の手段だと思うのです。

手は自由自在です。支えたり、持ったり、抱えたり、握ったり、挟んだり、触れたり、
押したり、なでたり、揉んだり、叩いたり、つかんだり、動かしたり、話したり・・・。

本当に人間の手はいろいろな仕事をする優れものであり、病院では患者様の治る力を
引き出す看護や介護の力の源になります。まさに魔法の手。



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